かわいいユノ18

Cユノ!

ユノ!

ああ、なんて姿だ!

待ってて!

今、助けます!

僕は、戸棚の幅きの回りを見回した。

幅きの正面を塞いでいる網は、

きっちりと、

ネジで固定されている。

ドライバーがなければ、

取れそうにない。

戸棚の左側面の幅きのあたりに、

直径5センチくらいの穴が空いている。

あそこから、

出入りしてるのか?

その時、また、

ネズミが、ギーと、

威嚇してきた。

網に鼻面を押し付け、

明らかに、僕を威嚇している。

Yうるさいな!

チャンミンは、

お前なんかより、

すっと強いんだぞ!

かっこいいんだぞ!

は?

Cユノ。

ネズミの言葉が解るの?

僕は、戸棚をガタガタ動かしながら

ユノに、聞いた。

チクショウ!

動かないように、

壁に止めてある。

やっぱり、ドライバーが、

必要だ。

Y解るよ。

チャンミン、解らないのか?

C解りません。

また、ネズミが、

ギーっと鳴いた。

Cなんだって?

僕は、ユノに聞いた。

Y俺を、嫁にするから、

どっか行けって

は!?

なんですと!?

また、ネズミが、

ギーギー鳴いた。

なんだか、笑ってるみたいだ。

Yう、うるさい!

そんなん絶対無理!

C何?

なんだって?

Y

Cユノ?

Y俺と交尾して、

子供を産ませるって

ふざけんな!

このやろう!

僕だってまだ、

いやいやそういう問題じゃない!

ネズミは、相変わらず、

ギーギー鳴いている。

Cなんだって!?

ドライバー

どっかにドライバーないか?

僕は、戸棚の中を、

あちこち、捜した。

Yうらやましいだろ。

そこで、見てろって

くっそ〜〜

その時、

黒い奴等が、

戸棚の陰で、

ピョンピョンした。

見ると、デカイ2匹が、

小さい1匹を、

持ち上げている。

持ち上げならがら、

左右にカサカサ動いた。

Cユノを、持ち上げるの?

ユノを、助けるって、

言ってるのか?

デカイ2匹は、

小さい1匹を抱えながら、

ピョンピョンした。

そして、3匹は、

5の穴の前まで移動すると、

ピタリと、止まった。

3匹とも、僕を見ている。

ような気がする。

なんで、中に入らないんだ?

中に入ったら

そうか!!

Yわあ!!

やだ!

こっち、来んな!

チャンミン

チャンミン

ドライバーも、

見当たらない。

くっそ〜

どうしたら

こんな、小さい、薄汚いやつに、

ユノを犯られてたまるか!

僕は、ハッとした

小さいそうだ!!

Cおい!!

ネズコウ!!

いいものやるからこっち来い!!

僕は、網に顔を近付けて、

怒鳴った。

ネズミは、ん?

という顔をして、こっちに来た。

僕は、何もない左手を握って、

さも何か持っていそうに、

網の前に突き出した。

そして、

右手をこっそりと、鞄の中に入れ、

アレを捜した。

あった!!

ネズミは、僕の手を見ようと、

鼻ずらを思いっきり、

網に押し付けた。

網の隙間から、

ネズミの長い髭が、

飛び出している。

今だ!!

続きます。

このネズミヤロウ!!

僕だって、まだ、交

いやいやいや

にほんブログ村